2011.04.28

4月10日に続いて23日に石巻を再訪。前回は間仕切りプ

ロジェクトに触発されて同行、いくつかの避難所から様々な事情を

伺うことができたので、今回は間仕切りから派生した手芸や枕プロ

ジェクトを現地の方々に提案した。

間仕切りの布は柔らかく透けるオーガンジー。それに触れることで

被災者の方が気持ちをすこしでも静められるのでは、という思いか

ら枕の提供を思い立ち、さらには被災者の方がご自身の手で何かを

つくる機会を届けたいと、ものづくりの会を立ち上げようと考え

た。すでに編み物のワークショップを開催しているアートライター

の坂口千秋さんとアートコーディネーター福田幹さんとも震災後、

編み物ワークショップを避難所で開催できないか、と相談していた

こともあり、今回は福田さんも同行した。

まずは石巻の港が一望できる日和山公園に行ったが、復興の兆しが

見えない惨状と満開の桜でやるせない気持ちになる。ただ、商店街

に降りると主要な道路は片付けがすすみ、乗り上げていた船も撤去

されてはいた。長期戦であることだけは確か。

その後前回訪問した避難所に手芸やまくら作りの提案をし、5月4-6

日のワークショップ開催の感触を探った。避難所である体育館の照

明が暗いとか、昼間は外で活動するので人が集まらないかも、とい

う懸念もあったが、概ね好評だったのでワークショップ開催を決め

た。そして前回間仕切りを設置した避難所を訪れたところ、プライ

ベートとパブリックを半透過の布で仕切るこの間仕切りが大変有効

であることを感謝された。やはりオーガンジー2枚重の提案は

功を奏したようだ。他の避難所へも推薦してくれるとのことで、ま

だまだ可能性はありそう。

午後3時過ぎから石巻市内の、より小規模な避難所を訪ねるこ

とになり、旧北上川に沿って北上。最初は被害がないように見えた

山間部も相当被災していることが判明し愕然とした。山間部と思っ

た場所は、実は海沿いであるというリヤス式海岸の入り組んだ海岸

線に沿って、被害は延々と続いていた。石巻港と状況は違い、自衛

隊の方が多数活動をされていて、避難所はまだまだ整っていない様

子。ここには間仕切りが必要で手芸はそのあと、と体感。しかし避

難所で聞くと物資は足りているという。本当は何もかも足りていな

いはずなのに。東北の方々の我慢強さをまた感じた。

被災地の格差を知り、いろいろな段階での提案の可能性を感じるこ

とができた。今後間仕切りと、間仕切りから派生した手づくりまく

らの会/手づくり手芸の会(=間仕切り+(プラス)プロジェク

ト)で、現地の様々な事情に可能な限り対応していきたい。

(西山裕子)

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One Response to 2011.04.28

  1. 屋久島の高田なおです。 says:

    こんにちは。はじめまして。私は屋久島に住んでいます。高田なおと申します。明日から屋久島かた東北にかけて、
    「屋久島の木を磨くワークショップ」を行いたいと思っています。屋久島の木はとてもパワーがあり、森を感じることできて、元気になります。 癒しにもつながると思います。今回は石巻で是非ワークショップを奉仕で開催したいのですが、
    こちらのブログに辿り着きました。 どこかの避難所で開催することは可能ですか?だれに連絡すればよろしいですか?お忙しいところ本当にごめんなさい。 お返事おまちしております。 屋久島のエネルギーを東北にも届けていきたいです。 私にできることは屋久島の2000年の巨木の流木たちを届けることです。 ありがとうございます。

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