2011.05.04

今回は2日から4日の3日間の短期間だったが、早稲田の古谷誠章先生が主宰する田野畑復興支援プロジェクトに藤江和子さんのご紹介により参加させていただいた。ゼミの大学院生4名も同行し、ちょっとしたグループ構成となった。

避難所では、古谷先生と藤江さんは学生たちにてきぱきと指示を出して、その場でどんどん段ボールのちゃぶ台を組み立てる。被災者の人たちからはリクエストが途絶えず、休む間もない。

一段落して、間仕切りの囲いに取りかかり、私はその入り口部分にカーテンを取り付けた。

用途によって試着室などはカラフルな生地を使った。

一本のレールに厚手の生地と薄いオーガンーを並べてかけ、自由に使い分けられるようにした。

今回のポイントは、古谷先生のプロジェクトに同行するにあたり、間仕切りプロジェクトを通じて多少なりともこちらにも経験があったことで連動がスムーズだったこと、そして、間仕切りそのものが組み合わせる相手に応じて自由に変化できることがわかったところにある。また、現地の「目隠し」へのニーズに対して、「間仕切り」は単に区切るということではなく空間をつなげる役目があることを実感できた。更衣室などの遮蔽性が要求される場所での使用だけでなく、透過性のあるテキスタイルを通して伝わる向こう側の息づかいがかえって人を安心させる効果があるということを被災者の人たちにもわかって頂けたことが嬉しかった。

実際に間仕切りを設置した数は少量だったが、相手のリクエストに応えつつ、さらに新たな提案をするというコミュニケーションの仕方はこの間仕切りプロジェクトで大事にしたい姿勢の一つだ。

なお、村長さんを初めとする現地の行政側スタッフとの打ち合わせにおいて、古谷先生のゼミがこれまで大事にしてきた田野畑村との関係が大前提となっていたことは明らかで、その場に同席させて頂けたことに深い感謝の念を覚えた。
(安東陽子)

2011.05.02

コンフォルト、新建築六月号に
間仕切りプロジェクトを取り上げていただきました。
ありがとうございます。

また、遅ればせながら支援金受付口座を開設致しました。
引続きみなさまの支援をよろしくお願いします。